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2009年01月24日

その4・・・ちょっとその前に

昨日は3月の雪解けを思わせるような暖かさで
今日はきっとブリザード級の吹雪だろうと予想していたら
気温が低いだけの穏やかな天気・・・・・
本業の都合で言えば、困るんです。
冬は冬らしくなくては・・・経済が動きません (T▽T)


さて 「その4」の前に、もう少し補足説明をします

えっ? しつこい? Σ( ̄▼ ̄;)

だって だってぇ~

簡単な説明だけじゃ いろんな疑問が出るでしょ ←簡単な説明か?

まず、水分を含んで白くプヨプヨになるんじゃ 使えないじゃん!って思うでしょ

大丈夫です! この画像を見て下さいな

その4・・・ちょっとその前に

これは2日間ススライムに漬けて、ラップでくるみ密閉して5日後の石鹸です
左側はカチカチの乾燥状態の石鹸です
水分が中へ馴染んで行くに従って白いブヨブヨはなくなり
元の状態に戻りつつあります

幸いな事に実験に使ってるレモン石鹸は8個入の内
開封後7個が残っていたので、同じ条件で比較する物があるのです
袋の製造年月日は07131と記されていて、たぶん開封後1年以上経過して
生粋のカチカチ石鹸です

さて 順序よく補足します

★ スライムを使わないとダメなんですか?

いいえ そんな事はありません 折角スライムを作ったので徹底して使っただけの事
水分を含ませる方法はなんでも良いのです
要は石鹸が溶け出さずに、均等にたっぷり水分を含ませられれば良いのですから

水を含ませた布やペーパーにくるんで密閉容器に入れた場合は
常に布の水分を一定に保つようにし、石鹸も上下を返すなど面倒を見てあげると良いです

浴室の棚に置いて湿気を利用する場合は、湿気と乾燥を繰り返す場所ですから
浴室を使用しない時はポリ袋に入れ、浴室を使う時は出して保湿って事でしょうね
カチカチの石鹸を再生させるなら時間はかなりかかると思います

容器(コップなど)に水を入れて石鹸を漬け込む方法では
一度に水分を吸い込んでしまい、水に石鹸が溶け出してしまいます
石鹸成分が水に流出するわけですから、乾燥後の質感が変わります
冷たい水に入れ冷蔵庫にいれても、かなり水に溶けます

★ラップにくるまずに、密閉容器に入れるのはどうでしょうか?

密閉容器の空き部分に、石鹸が保水した水分が出てしまう事でしょう
石鹸の中心へ向けて浸透させたいので、外に漏れないようにラップでくるみます
浸透させる為には空気を抜いた方が圧も加わり早いと思います

★密閉に使用する袋はどんな種類のでも良いの?

スーパーのロールになってるカサカサタイプの袋は無理でしょう
ポリの袋と言っても質によっては空気も水も通します
冷凍用の厚い袋を使う事をお薦めします
冷凍用と表示されていても100均のは怪しいです ←珍しく(笑)
袋の厚みが0.07以上のタイプを選んで下さい
アルミ蒸着やバリアー貼り付けタイプなら尚良いです(真空パック用)


ところで、先日のスライムに4日間漬けこんだ石鹸が袋の中で眠っているのですが

・・・・・・うずうず・・・

取り出して、浸透具合を確かめたい衝動と戦ってます (ーー;)


余談ですが 
手作り石けんの場合、材料である油の35%の水分を混ぜて作ります
出来上がり後は6週間かけて熟成と乾燥をさせますが
その6週間の間は何度か上下を返して均等に乾燥させていきます

と言うわけで現在は、作った石鹸を熟成と乾燥を促し
乾燥しきった市販の石鹸には水分を取り戻す努力と
まったく逆の事を平行して行っているという状況なのです

ここで 「ぷっ」っと思わず笑ってしまった貴女

もしかして私と同じように手作り石けんも作り
ソープカービグにも手を出してしまった方ではありませんか(笑)

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