石鹸の退色比べ・・・・じゃなくて調べ

山羊

2012年08月04日 01:10

アレンジメント用にカービングしたものですが
形がヘタっ!だったり、中途半端に余ったのは取って置いて
色の変化について経過観察するようにしてます。



ここに刺してもう1年以上も経つのから1ヶ月前に彫った物まで様々
置いてある場所は、午前中は窓越しからの日差しを毎日あびるところです。
ここで分かるのは、退色と退香について。

石鹸によってはかなり退色してるのがあるのですが
デジカメが勝手に明度を上げてくれるので、その色味が伝えられないのが残念。

鮮やかなオレンジ色は約2ヶ月前に彫った物ですが、色の変化は余りありません。
香りについては開封後はキツイ香りでしたが、今では爽やかに香ってます。

薄いオレンジの小花は5月に彫った物ですが、かなり退色してしまいました。
でも白っぽく退色してきてるので、それはそれで良い味が出てます。

濃いピンクの小さなバラは、開封直後はかなり感激する色でしたが
日を追う毎に退色がすすんでしまい、残念な色に変わりつつあります。
色素は赤と橙が入ってるのですが、赤が積極的に退色してるようです。

緑茶は比較的新しいので、退色の気配はまだありません。
まだ日が浅いのでなんとも言えませんが、私の予想では退色しにくいかも

ピンクのカーネーションは4月頃に彫りましたが、もともとが白っぽいピンクなので
4ヶ月近く経つとかなり白っぽくなりました。

プチベリィも1年を過ぎるあたりから白っぽくなってきますね。
やはり色素の赤が退色してるのでしょうね。

アロエの石鹸は、開封直後はもっと濃い緑でしたが
退色した方が明るい緑で良い感じになりました。
でも香りは飛んでしまい ありません。

お米の石鹸はたぶん1年くらい経つのですが、色はあまり変化してません。


それでは私の勝手な感想です ←あくまでも「勝手な」ですので

色素の赤と青は退色しやすいです。
だからと言ってこの色はダメなのか・・・とも言えませんけど。
ある紫の石鹸は色素に赤と青が入ってたのですが、赤が退色して水色になりました。
でもその石鹸は水色からは退色しなかったので、青の色素は残ったのです。
またはマットな水色石鹸は大きな変化もなく数年経っても健在だったり
透明っぽい水色石鹸は白っぽく退色したりと、様々です。
でも平均赤系の色素は抜けますね。

オレンジ系石鹸では鮮やかで濃い色は変化しにくく
シトラスミックスやミューズは退色しても良い色味になってきます。

黄色系石鹸は平均して退色しにくいように思います。

植物物語などの真っ白い石鹸は、退色はないようですね(笑)
(環境によっては変色あり)

こうやって販売する作品用の石鹸と、展示だけに使う作品用とに分けて使います。


ここで注目したいのは、この石鹸



春に彫ったLUXです。 6個入り168円(旭川トライアルにて) 
ポーラのコスモスの香り石鹸と色味がよく似てますが
こちらの方が大人のピンクという感じです。(パープル系ピンク)
4ヶ月経ちましたが、色の退色はほとんど見られません。
香りはキツさはなくなってますが、良く香ります。
最近見なくなったマーブルのLUX(3個498円)も
3年経過しても色味も香りも健在でしたので
このメーカーはカービングに最適!・・・なのですが
殆どの場合、固くて彫れません 残念。
(なぜ退色も退香もしないのか、深く考えない方が幸せ)

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以前の似たような記事 「石鹸の劣化について」

おまけに



エレガントローズの裏側が好きです!
普通の外彫りのバラは丸いだけだけど
反ったバラは裏側が可愛いのです。

次は「変色について」 のネタなどを書いてみよっと

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