硬くなった石鹸を柔らかくする方法 その1
硬くなった石鹸をカービングに使えるようにする方法はありませんか?
と言う依頼が関西方面からありまして、年末から取り組んでいました
カービングを始めた頃は、使える石鹸を探し回っていたのですが
最近は有り難い事に、大量買いが出来るようになりまして
あまり不自由することもなかったので、この手の取り組みもトンっとご無沙汰でした
でも、やっぱり 使えない・・って諦めたくないですよね
レンジでチンする 暖める 浴室の棚に放置
濡れテッシュと一緒にタッパに入れるなど みなさん色々やってると思います
私も過去に色々やりました が 今回はちょっと目先を変えて挑んで見ました
で 話を長~く引っ張っても なんですから
結果を先にお知らせします (^_-)-☆
ベストコンデションまでは 「出来ません」
でも あるいは時間をかけると、良い感じのところまでは行く
カモ知れません
その
カモまではまだまだ時間が必要なので
今までの経過と言う事で紹介したいと思います
さあ ここからのウンチクが長いですよ~
まず カービングに使えない石鹸とは何か
★硬すぎて刃がたたない、崩れる
★柔らかすぎて崩れる
★異物や異種の石鹸が混ざってる、気泡が大きい
今回は「柔らかすぎる」「異物」は飛ばしましょう ←えっ?
硬い石鹸について、私は3種類に分けてみました
1、乾燥して石鹸中心部までカリカリ状態
2、乾燥が表面から中心部にかけて3分の1ほど進んでる
3、比較的新しいが、気温が低すぎて硬い
さて、「3」と「2」については「レンジでチン」が一般的ですよね
いきなり「レンジでチン」山羊の勝手な検証編
*室温9度に置いた石鹸でも20秒ほどで芯からアツアツ
*急激に熱された石鹸は冷めるのも早い ←勝手な思い込みかも
*水分の蒸発も早い ←勝手な思い込みかも
故に レンジでチンでのカービング仕上がり制限時間は1時間だと思ってます
「2」の石鹸に至っては、30分勝負かな
これに対して、ジワーっと暖めていく方法だと冷めるのも蒸発もゆっくりなので
制限時間は30分は延長できると思います
ジワーっと暖める方法
発泡スチロール箱にお湯入りペットボトルと石鹸を袋ごと入れます
ただしボトルと石鹸の間に隙間を作る事 ふたをして1時間くらい待ちます
暖める家電機器を使う ただし風が出ないもの
温熱治療器・電気アンカや毛布・他暖房器
直接1面だけ温めるのではなくタオルなどにくるんで優しく温めること
ポリ袋に入れてお風呂のお湯で温める
さて、この方法については「
M.Tomomiさん」の「
この日のブログ」に書かれてますのでこちらを読んで見て下さい
お風呂のお湯は42度くらいなのでジワーっとに丁度良いですね
そして一番厄介なのがナイフを入れると粉々になる「1」です
水分が殆ど飛んでしまってるので、レンジでチンは逆効果
かえって崩れやすくなってしまいます
ですので、「1」の石鹸に必要なのは水分・・・と表現するよりも「潤い・保湿」
このカサカサに潤いを与える事が出来れば
私の肌年齢
10歳は若くなる!! ←もしもし 石鹸の話では?
能書き まえがきが長かったですがいよいよ本題
なくした「潤い」を取り戻しましょう
この先は もっと長いので 「その2」 へ 続きます
引っ張り過ぎ! バキッ!!( -_-)=○()゜O゜)アウッ!
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