フルーツ＆ソープカービング北海道から

杏樹が我が家に来てから、昨日の１８日で丸２年になります。



先月の中旬「ひまわりと子犬の７日間」と言う映画が公開されました。
この映画は宮崎県の動物管理センターでの実話を元にしたお話しです。
その公開に先立って撮影風景などをＴＶで紹介する番組がありました。
番組の中で、実際の管理センター内が写し出され
おそらく犬舎の扉が開けられた時なのでしょう
収容されていた犬たちが一斉に吠え出しました。

その時　杏樹は
尋常じゃない様子で、ＴＶのモニターに前足をかけて立ち上がり
食い入るようにＴＶを見てました。

夫と私はびっくりです。
ＴＶから犬の鳴き声は何度も聞いていましたが、この様な行動は初めてです。
作られたドラマの鳴き声ではなく、本物の犬たちの叫び声だったのでしょう。
そしてその叫びは、２年前に杏樹がいた動物管理センターの記憶だったのかも知れません。

もう何度も書いてますが、杏樹は札幌動物管理センターに捨てられた犬でした。
時々その生い立ちをブログに書くことで、杏樹のような動物たちがいる事を知って貰いたいのです。
特に３月・４月は引っ越しや年度替わりのせいか、迷子ではなく放棄という形で
犬や猫が動物管理センターや保健所に集まる傾向のようです。

動物管理センターや保健所は殺処分するところでもあります・・・・・・

捨てないで！と　言っても　そのような方々は、きっとどうしても捨ててしまうのでしょう。

でも逆に　これから犬を、ネコを飼いたいと思ってる方は沢山いらっしゃると思います。
ペットショップに行けば流行種の可愛らしい仔は沢山いますが
その前に、動物管理センターや保健所に収容されてる動物たちにも
どうか目を向けて下さい。大人の犬は、既に躾られてる事が多いのです。



動物管理センターにいた杏樹は、ストレスの為かお腹をくだしてお尻が汚れており
前の方で「連れていって」とアピールする犬たちの後ろでキョトンとしてました。

お腹は家に連れ帰るとすぐに治り、今では番犬になれるほど？←番犬はボーダーの役目
家の前を縄張りと主張して吠えるようになりました。　←ちとうるさいけど
トイレの失敗もほんどなく、会社に連れてきても、お客さんに吠えることはありません。


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ただひとつの問題点・・・・躰をさわられるのがキライらしく　ギズモに変身することも。

ドッグトレーナーと保育士（同職種か？）でもあるスティッチ２号からのアドバイス
「嫌われないようにしてたら、どんどんつけあがりますよ～」
「怒ったって暴れたって何したって　する事はするって教え込まなきゃ」

うんうん　なるほど　
私も中学生だった息子をベランダ（１Ｆ）から引きずり出して投げ飛ばしたり
口答えする高校生の息子に夕ご飯ひっくり返してやったり
とにかくでっかくなった息子に舐められないようにしたっけ・・　←肝っ玉母さんか
子どもの躾と同じだよね。
身長１７８cmの息子と体重３kgのワンコの違いはあるけど　Σ(￣▼￣；)

と言うわけで
ドライヤー嫌？　ブラッシング嫌い？　ふざけたこと言ってんじゃないよ！！
歯むいて怒ったって　噛みついたって　やることはやるのっ！！！
てなことをして、大人しくブラッシングさせるようになりました。

ほ～ら　あんじゅ　エライねぇ　ブラッシングきもちいいねぇ
あらっステキになったねぇ　と延々褒めちぎりながらブラッシングしてます。

ときどき　　
あんた　ほけんじょに帰りたいの？　いやだったら大人しくさせときなさいよ
とも　言ってしまいます　Σ(￣▼￣；)

その時の杏樹は、シュンっとなるので心が痛みますが　(´・人・｀)

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