フルーツ＆ソープカービング北海道から

お菓子のほんだビギナー教室、９月の課題はアレンジメントのみの日にしてみました。

ここは初級を繰り返す、どちらかと言えばご年配向けの教室です。
８月にバラのレリーーフを彫り、土台を切り離してアレンジメント用にしました。
今回はそれを使ってモリモリにして頂こうという計画です。

花材には自家製のプリアジサイと造花・リボンなど
器はそれぞれデザイン違いのプレートを使って頂き
後は好きなように飾って下さ～い　と言うレッスンです（笑）
文化祭が近いので、私がアレコレ口を出すのではなくて
自分の作品を作り出していただきました。


＜写真を撮る都合上寝かせてますが、スタンドを使って立たせます＞

かなりバランスの良い花びらだと思いませか？
実は初めてのバラレッスンのバラなんですよ。凄いですね。
（６７～７０代の方たちです）

本コース初級デザインでは葉が付いてるのですが
ビギナー向けに丸い石鹸いっぱのバラに変えて彫って貰いました。
少し余った余白は斜めにストンと切り落としています。


【石鹸の接着について】
今回は石鹸とお皿を接着するのに「エポキシ接着剤」を使いました。
エポキシは接着剤としてはノーマークだったんですが
某（？）モリタセンセイがフレームの接着にエポキシを使っていて衝撃を受けたのです。
わたくし、エポキシって　レジンの代わりだと思ってた（笑）　←100均スィーツデコより
それで改めて手にとって見たのです。　
思いついたことは　グルーガンの代わりに使える！

Ａ液とＢ液を同量まぜて、約１０分後に硬化します　←種類によっては５分も
しかもかなり粘度の高い液状接着剤です。
と言うことは、ドライフォームも接着可能！
いつもコンセントが使えない出先では、グルーガンが使えなくて不便でした。


＜エポキシ接着剤はダイソーーの商品です＞

さて　石鹸の接着ですが、直接石鹸の裏側に塗っても安心できないので
石鹸の底に画鋲を２個ほど挿して、エポキシを盛り上がるほどタップリ塗って接着します。
でもそれだけでは安心できないので（笑）
ツルツルのお皿の表面につや消しラッカースプレーを散布しています。
これで多少の振動くらいでは、パカっと剥がれる心配はありません。

しかも・・・・石鹸を彫ってから１ヶ月置いてますので
乾燥による縮みの心配もクリア済み

・・・・・・だけど　やっぱり安心できないので　←おいっ
接着後１週間たった頃に　見本をひっぱがして見ました　←もしもし
手で石鹸を掴んで剥がそうとしましたが、彫ったところが崩れてしまい剥がせません。
ドライバーの先を使ってこじ開け、何とか剥がすことが出来ました。
画鋲と硬化したエポキシは皿にピッタリとくっついたまま　
剥がれたのは石鹸のみですが、ドライバーにはかなり力を入れました。

フレーム等に石鹸を接着するのにエポキシ接着剤はかなり有効だと感じました。
（上記の下線部分を参考にして下さい。）

エポキシ接着剤の扱いで　白髪染めの要領で同量を混ぜて下さいと　
説明したの良かったけど　小３の生徒さんだけは　？_？　
通用しませんでした（笑）　　←付き添いのお母さんは納得してたけど

　※つや消しラッカースプレーは１００均の安っぽい器がワンランクＵＰする効果があります。

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